当初、この日は
根室から西にある名所に立ち寄りながら、
厚岸まで足を延ばそうと考えていました。
が、前日に通った
納沙布岬の道中で見た『低木の林』が気になり、宿で調べていたところ、
北方原生花園というところがあり、その気になっていた『低木』に近づけそうなので、前日に続いて
納沙布岬に立ち寄ってから、花咲岬(
根室車石・
花咲灯台)や
落石岬、更に
霧多布岬を通り
厚岸と進みました。
TRAVEL MAP
TRAVEL STORY
今朝も7:00に朝食を頂いてから↓
前日と同じく、気になっていた『低木の林』のある
北方原生花園へ↓
念願かなって、その『低木の林』に木道を通って近づくことができました。
この『低木の林』は
根室への市街地から
納沙布岬へ向かう途中に見かけることができ、調べてみたところ
ミズナラの風衛林と呼ばれいるようで、
野付半島の
ナラワラと同じ
ミズナラ(水楢)の木が、雪や強風などの
根室の厳しい気候により変形されたとのことで、もしかしたら日本のみならず世界的にもめずらしい光景なのかもしれないです。
そして、この
北方原生花園には馬も放牧されていていました↓
せっかく
北方原生花園まで来たので、改めて
納沙布岬に立ち寄ります↓
前日も立ち寄った
北方領土資料館で
本土最東端到達証明書を貰えることを前夜の調べモノのときに知りGETです↓
また、
納沙布岬にある
鈴木食堂が
ライダーハウスが併設されていることもあってか有名とのことで、特に“サンマ丼”が有名であることを、同じく前夜の調べモノをしているときに知り↓
正直、朝食を食べたばかりでお腹もいっぱいだったこともあり、興味津々だった
鉄砲汁(カニ汁)を頂こうと伺ったのですが、「朝のうちに終わっちゃったんですよ〜」とのことで…そのとき、まだ時間は10:30で…その
ライダーハウスの宿泊者が食べていたのか…いづれにしても、早い段階で売り切れてしまったようでした。
さて、
納沙布岬から30分くらいかけて
花咲に戻り花咲岬(
花咲灯台)へ↓
こちらの
根室車石が奇岩として有名なようですが↓
この打ち付ける寒々しい迫力ある荒波に目を奪われて、結構な時間、花咲岬に滞在していました↓
また、花咲岬の近くに風変わりなオシャレな建物があり、車を停めてみると↓
そこは小学校(
花咲港小)でした↓
花咲港小学校からの
西和田駅付近を通り↓
その近くにある
屯田兵関係の唯一残る
被服庫に立ち寄ってみました↓
コチラの建物内には
屯田兵絡みの
被服庫では唯一残る建物とのことで、当時の最新のアメリカの様式の建築方法が取られていて、なるほど確かに日本家屋にある大黒柱がない、柱のない建物で、もちろん建物内には
屯田兵関連の資料が展示されていました。
和田屯田兵の被服庫から10分くらい進んだところに大きなパーキングがあり、
浜松海岸駐車公園というトイレもあるパーキング立ち寄ることとしました↓
実は、ここの名前の由来となっている
浜松海岸は前日から訪れている
風連湖・
春国岱・
納沙布岬・
明治公園・
根室車石と共に
根室十景に数えられていて立ち寄ってみました。
その
浜松海岸駐車公園からの景色はこんな感じです↓
前日から立ち寄るところ全てが“
根室十景”に数えられていたので「どうせなら、全部行っちゃおう」と思ったのですが、先程の
和田屯田兵の被服庫の近くに
長節湖という湖も
根室十景に数えられていたものの、ヒグマの目撃情報が出ていて『立入禁止』となっていたので、もちろん行くことは自重し、結果、この旅行で唯一“
根室十景”で行けなかった景色が
長節湖でした。
続いて向かった先も
根室十景に同じく数えられている
落石岬へ↓
この
落石岬へについては、
観光案内所で「何処か良いところがありませんか?」と漠然な質問をした際に「車があるのであれば、公共交通機関では行けませんし、
落石岬は良いと思いますよ」と話してくれたので、「
落石岬だけは行ってみよう」と思っていました。
駐車場とも言い難いジャリ道に、車は縦列駐車されていて私もそこに車を停めて
落石岬へ進みます↓
入口には、北海道では最初で日本では初めて(ロシアの
カムチャッカ半島の
ペトロパブロフスク)と国際無線通信を開始したという
無線送信所の跡が残っていて、歴史も空虚感も感じさせてくれます↓
また、要所要所には看板があり↓
平原の中を林に向かって進むと↓
途中で木道に変わり↓
その周辺は風景は“
立ち枯れ“なりかけ”の木々が生えていて↓
ずっと
野付半島や
春国岱で見たかった(私が想像する)景色に近いモノがココにありました。
更に進むと、林の中は想像以上に木々が生い茂っていて↓
林を抜けると遠く灯台が見え↓
岬の先端にはポツンと灯台があるのみですが↓
入口にあった
無線送信所の跡から平原、林と進み、最後に現れる灯台と、結論を申し上げますと、この
落石岬が個人的には1番良かったでした。
帰りも来た道を戻るので、先程通った林を抜けるコトになるんですが↓
この林が現世と違う世界を分ける境界線のような、そんな気持ちになるような、錯覚に陥るような作用のある林にも感じ、とても気に入りました…
観光案内所の方、ありがとうございます!!
続いて向かう先は、
民宿花咲の女将に教えてもらった“センポウシ”という集落です。
なぜかと言うと、雑談の中で「
厚岸に牡蠣を食べに行こうと思ってるんですよ」と話をしたところ、「それだったら“センポウシ”に行くと良いですよ、あそこは厚岸に比べて知名度は無いですけど美味しいですよ」と教えてくれて「じゃあ、行こう!!」と…です。
“センポウシ”は漢字で書くと“仙鳳趾”となり、
GoogleMapで“仙鳳趾”と入力して到着したところが何の看板も無い集落で…↓
もっと言うと、何処まで公道で何処から私有地なのか分からない感じで、道も無く行き止まりだったので「間違えて私有地に入ってトラブルになるかもしれない…」と、諦めてすぐに引き返すこととしました…後で分かったコトなのですが、牡蠣で有名な仙鳳趾は釧路町にある仙鳳趾で、私が訪れたところが浜中町にある仙鳳趾だったようでしたwww
その後、
霧多布岬と↓
霧多布湿原を見渡せる
琵琶瀬展望台を急ぎ足で立ち寄って↓
とりあえず
厚岸駅に到着です↓
しかし
厚岸駅には観光案内所などは無く、駅前に有名な駅弁のお店があるだけでした↓
そこで、
GoogleMapを頼って
道の駅へ行こうとすると、またも迷ってしまい、どのように丘の上へ行けば良いのか分からずに、何とか丘の下にある駐車場に辿り着くことができ↓
道の駅・コンキリエに到着です↓
もちろん、
道の駅・コンキリエは高台にあるので、
厚岸の町を見渡すことができ↓
お目当ての
観光案内所がありました↓
こちらの
観光案内所の担当の方も、とても親切で分かりやすかったでした。
Q.コチラの施設で生ガキを食べることができますか?
A.2階にオイスターバーがあって食べることができます。
Q.(もう夕方で時間が無く根室に戻らないと行けないので)改めて日曜日に夜に厚岸に来て、牡蠣を 食べようと思っているのですが、日曜日でも空いているお店はありますか?
A.桜亭と東京炉ばたというお店が営業していて、桜亭は比較的安価です。 |
ということで、2階に上がるといます、います、牡蠣やら帆立やらが!!↓
オイスターバーに入り↓
厚岸のブランド牡蠣である
カキえもんの“金”のカキえもんを2つと“イクラを乗せ”を1つ頂きました↓
やっぱりお酒が欲しいですが、ガマンですw
帰りに、年々評判が増すという
厚岸蒸留所へ行くだけ行ってみました↓
観光案内所の担当の方から「特に工場の直売とかもしていないので、行っても意味が無いですよ」と教えてもらっていたのではありますが、どのくらいの規模で、どんなところにあるのか見てみたくて立ち寄ってみました。
尚、このときはコロナ禍で
工場見学はできませんでしたが、通常は
道の駅・コンキリエ経由で予約すると
工場見学できるとのことでした。
そして、1時間半をかけて
根室に帰ります。
途中、
根室十景の最後の1つ
温根沼に立ち寄り↓
結局、この日もお昼ごはんを抜いてしまい、最後の豪華な夕食を食べて↓
日付が変わる前に就寝ですZZzz...
最後の朝食を頂いてチェックアウトです↓
レンタカーを返す前に
花咲駅跡に立ち寄ってみます↓
当然と言えば当然なのですが、看板が残っているだけで何も残っていませんでした↓
「
花咲港らも遠いし、これは廃駅なっても仕方がないのかなぁ…」という印象を受けました。
トヨタレンタカーで車を返し、
根室駅まで送ってもらいます。
実は
トヨタレンタカーのオープンの時間と電車の出発時間の相性が悪く、これから2時間は待たなければなりません…そこで改めて
観光案内所で
根室駅回りで見所が無いか伺ってみたのですが↓
2日前に行った
明治公園と
東根室駅ということで、
東根室駅へ行ってみることとしました↓
正直、“日本最東端の駅”ということ以外は本当に何もない住宅地にある駅で、『日本最東端の駅に行った!!』という自己満足だけで…
しかも、『日本最東端の駅に行った!!』という“
最東端駅 東根室到達証明書”は根室のバスターミナルの
観光案内所で貰えるという…↓
ちなみに、
納沙布岬の
北方領土資料館で貰えた
本土最東端到達証明書も、根室のバスターミナルの
観光案内所で貰うことができましたwww↓
出発の時間が近づき、
根室駅へ行きます↓
東根室駅が“日本最東端の駅”に対し
根室駅へ“日本最東端友人の駅”でしたwww
ようやく、
花咲線に乗ることができ、
釧路へ向かいます↓
→
4日目:釧路市街地feat,炉ばた焼へ
TRAVEL DATA
お小遣い帳 |
項目 |
店名・会社名等 |
金額 |
詳細 |
牡蠣の試食 |
道の駅・コンキリエ |
1,300円 |
金のかきえもん350円×2といくら付600円 |
ガソリン代 |
ENEOS・根室大正町 |
3,806円 |
走行距離はメモしていなかったでした… |
電車代 |
JRグループ |
2,410円 |
青春18きっぷ(12,050円)を5日の日割りで算出 |
総額 |
7,246円 |
|
CAPTURE
CITY