コロナ後は“密を避ける旅行”ということでお遍路を“区切り打ち”で始めることにしました

乗車したバスが室戸の何処まで行くのか分からず…

とりあえず、町の中心地であろう“室戸市役所”のバス停で降りることとしました。

そこからGoogleMapを頼って、本日のお宿・民宿うらしまに到着です。

じゃらんで高知県で使える期間限定のクーポンを使って１泊２食付で2,000円と格安で泊まるとができました。

この民宿うらしまに宿泊することとした決め手は“自転車貸し出しOK”と書かれていたことだったのですが、「最近、捨ててしまったのですよ…」とのことで、自転車が無い…。

すると女将が「(仕事があって)少しお待ち頂ければ、室戸岬まで車でお送りしますよ」とおっしゃって下さり、「お昼ご飯、食べていないでしょう…昨日の残り物ですが、宜しければどうぞ」と昼食をサービスして頂いてしまいました。

しばらくして室戸岬まで連れて行ってもらい、中岡慎太郎像の前にある観光案内所で降ろして頂きました。

ということで室戸岬です。

室戸岬を背にして右側、東側を少し歩いたところに24番札所・最御崎寺への登山道(へんろ道)はありました。

入口に入るとすぐに祠や慰霊塔があり、

思った以上に山深い道を歩きますが、

“遍路道”という札があり、安心して登ることができました(タップすると拡大します)。

「ちょっと疲れてきたかなぁ…」と思い始めた頃に24番札所・最御崎寺へ到着です。

奥に見えるのが本堂で、

コチラは大師堂になります。

お参りを終え、歩いて５分程で行けるということで灯台へ行き、

その後、“自動車専用ではない”とのことなので、室戸スカイラインを使って下山しました。

眺望はサイコーでした。


観光案内所で「室戸スカイラインをを降りたところにバス停がある」と聞いていたのですが、バス停らしきモノが見当たらない…

次の津照寺までの距離はおよそ５km…
３５度を超える炎天下の中では少しシンドイですが、無理な距離でもなく、１本道を歩いて行くこととしました。
結果論ですが、途中、バスは通らなかったので、理由は分からないですが、少なくとも、その時間(15:00過ぎ)はバスは無いようでした…

そして町中に入り、

第25番札所・津照寺に到着です。

コチラが本堂、

コチラは大師堂となります。

無事にお参りを終え、民宿うらしまに戻り夕食を食べ１日を終えました。


四国霊場八十八箇所全ての寺院の寺務所の受付は7:00〜17:00迄ということなので、朝6:00頃に民宿うらしまを出発し、第26番札所・金剛頂寺へ目指します。

民宿うらしまの前に案内板があり、

金剛頂寺も山間にあり、途中の眺めは絶景で、

40〜50分程で第26番札所・金剛頂寺に到着です。

コチラが本堂で、

コチラが大師堂となります。

民宿うらしまに戻り、朝食をしっかり食べて、

宿に貼ってあった時刻表で時間をチェックし、8:47のバスで次の第27番札所・神峯寺へ目指すこととしました。

途中、奈半利駅を経由して、

民宿うらしまで教えて頂いた“唐の浜東”バス停で下車します。

こちらは“唐の浜東”の安芸方面の時刻表です。

バス停の目の前にはビーチがあり、

そのビーチを背にして直進すると、荷物を預かってくれる商店があり、お言葉に甘えて荷物を預かって頂きました。

途中、歩き遍路の場合、(その分勾配はありますが)ショートカットできる道が多くあり、

およそ１時間半くらいかけて第27番札所・神峯寺に到着です。

また、ここの遍路道は第26番札所・金剛頂寺より距離も長く標高も高かかったので、少しシンドかったでした。

およそ１時間半くらいかけて第27番札所・神峯寺に到着です。

こちらの神峯寺の境内は広く

コチラが第27番札所・神峯寺の本堂、

コチラは大師堂になります。

この神峯寺の更に奥には神峯神社という社があったので、もう少しガンバって行ってみることとしました。

数百メートルしか離れていなくて、僅かな距離ではあるのですが、暑さと疲れと勾配とetc...

ヘロヘロになりながら本殿に到着です。

行きは舗装された道路を通りましたが、帰り道は山道を通って帰ることとしましたが、この山道は利用者がほとんどいないと感じる程に荒れており、この簡易的な橋も腐っていて私が乗ると折れてしまいました…

先の“地場産品直売所”で預かってもらっていた荷物を受け取り(ここで荷物を預けてもらえてかなり助かりました)、電車の時間までジュースや水を飲みながら過ごし、時間を見計らって唐浜駅へ行き、

土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線で

のいち駅で下車し、

30分くらい歩いて、第28番札所・大日寺に到着です。

コチラが本堂で、

コチラは大師堂になります。

ちなみに、このような伽藍配置となっていました。

来た道を戻り、のいち駅から、

再度、土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線に乗り、

後免駅でJRの土讃線に乗換え、いよいよ今回の最終目的・高知へ向かいます→Next Page：高知へ