コロナパンデミックになってからは“密を避ける旅行”ということでお遍路を“区切り打ち”で始めることにしました
徳島:２日目2020年8月徳島県・高知県お遍路旅行ccess
初日の自転車遍路が“時間との戦い”であったとすれば、２日目の自転車は“距離と勾配との戦い”でした。
徳島の市街地から12番札所・焼山寺へは35kmで標高は700mの位置…この焼山寺を午前中に拝観を終え、午後は徳島市内と近郊にある13番札所・大日寺から17番札所・井戸寺までを参拝しました。
地図で寺院の位置を確認したとき、第11番札所・藤井寺から第12番札所・焼山寺へどのように行くかを悩みました…素直に11番から12番へ進もうとするととんでもない山道で、歩いて行くと１日がかりなのは間違いなく、自転車では勾配と距離を考えると「自転車が邪魔になり、むしろ歩いたほうがマシ…」と思える程で、車も「あんな山道を何時間も運転したくない」と思ってしまう…そのような中、思いついたのが「レンタサイクルを使うのであれば、初日に①から⑪へ行って、一旦、徳島に戻って、山を回るような形で⑫に行こう…最後の勾配さえ乗り切れば、やれるのではないか？」という考えに行きつきました。
朝の涼しいうちに距離も稼ぎたいので、早朝5:00過ぎには起きて6:00前には出発します。
勾配は緩やかなところは電気の力を借りて、途中、里山の風景に癒されながら、とにかく必死に走ります↓
途中、どうやら旧道に入ってしまい、車がすれ違うことができないような山道に入ってしまいました…この辺りになると、勾配が急過ぎて電気の力を借りても自転車を漕ぐことはできず、自転車を押して前へ進みました↓
そして、徳島を出発して５時間、35キロ離れた第12番札所・焼山寺に到着です↓
山門を通り抜け、木々に囲まれた参道を進むと↓
第12番札所・焼山寺の本堂に到着です(大師堂は右側にあります)↓
ちなみに、省エネで行ったつもりでしたが、徳島から標高750mを越える焼山寺まで35km進むのに、バッテリ残量は30％を切っていました…多少、アップダウンはあったとしても、原則、ここからは下り坂のはずなので「何とかなる!!」と自分に言い聞かせながら、第13番札所・大日寺へ向かいます。
途中、徳島らしい“すだち直売所”を見つけ、東京だと１個100円するときもあるのに、すだちが１袋で100円と安い!!
また、初めて“すだちの木”も観ることができました↓
多少のアップダウンはありましたが、“どーしようもない”レベルではなく、基本はずっと下り坂だったので、焼山寺から25キロ離れていたとは言え、難なく第13番札所・大日寺に到着です↓
左が本堂、右が大師堂となります↓
この大日寺付近では、近くで流れる鮎喰川で川遊びをしている家族連れが多くいました…その鮎喰川を越えた2.5キロほど離れた14番札所・常楽寺に到着です↓
次いで15番札所・国分寺は1km程度の距離なので、すぐに到着でき、この辺りから「町に入ったなぁ…」という感覚になりました…ただ、残念なことに本堂は工事中で、右側の写真は大師堂になります↓
続いての16番札所・観音寺も2km程度の距離で、こちらも難なく到着です↓
左が本堂、右が大師堂となります↓
そして、この日最後となる17番札所・井戸寺も3km程度の距離なので、こちらも楽々到着です↓
左が本堂、右が大師堂となります↓
懸念していたバッテリーも、この日のお参拝を全て終えた時点で10％は切っていましたが、あとは市街地に戻るだけなので、この日は前日よりかは余力を残して、参拝を終えることができました。
市街地に早く帰れ、この日は朝からコンビニのパンやおにぎりだけだったということもあって、徳島ラーメンで１番有名な(??)いのたにでラーメンを食べることとしました↓
中華そば(大盛肉入り)が650円に生卵が50円、それにライス100円を注文しました。
徳島出身の父もそうなのですが、どうも徳島県民は、カレーやラーメン等、なんでも生卵を入れる習慣があるようで、それに倣って私も生卵を入れて食べたのですが、個人的には無い方がより美味しく食べられる気がします……。
自転車のバッテリーが無くなり、１度、紺屋町パーキング戻り、バッテリーを交換してもらって、徳島のシンボルである眉山の端っこにある我が家の墓へ、ようやく墓参りへ↓
墓参りを終えて、徳島駅に寄って室戸・高知へ向かう徳島・室戸・高知きっぷを購入後、２日間で180kmは走っただろう体を癒しに、あらたえの湯というスーパー銭湯で体を休めに行きます↓
入浴料は600円でした。
疲れた体をお湯に浸かって疲れを取ろうと思ったのですが、日焼けで痛くて長くは入れずで…結局、水風呂中心に…。
再度、紺屋町パーキングに戻って、ようやく自転車を返しました…何度もバッテリーを代えて頂いたり、夜遅く戻ってもにこやかに対応頂き、係の人たちには感謝です!!
今回の旅行は荷物を極力減らそうと考え、持っていく衣服を減らすこととしました…ということで、ホテル近くのコインランドリーで洗濯を行い、そのコインランドリーの前にある石川商店という居酒屋で食事を取ることとしました↓
ちなみに料金は洗濯が400円、乾燥が10分100円です。
こちらの石川商店も(??)、鶏肉を専門としたお店で店主が気さくな方で、私が「昨日、阿波尾鶏を食べに行ったんですよ～」なんて話をすると「ウチは鹿児島の鶏を使っているんですよ～」とおっしゃって、何となくばつが悪い感じになってしまいました…そんなやりとりの中、「ウチの骨付き鶏も食べて下さいよ～」とオーダーした骨付き鶏と“ももあぶり”です↓
確か、骨付き鶏が900円くらいで、ももあぶりは600円くらいだったと思います(正確でなくごめんなさい…)。
洗濯も終え、ビールも入って上機嫌でホテルに戻りました→Next Page：徳島/３日目へ
徳島の市街地から12番札所・焼山寺へは35kmで標高は700mの位置…この焼山寺を午前中に拝観を終え、午後は徳島市内と近郊にある13番札所・大日寺から17番札所・井戸寺までを参拝しました。
TRAVEL MAP
TRAVEL STORY
“レンタサイクル”を使ってのお遍路の最大の難関ともいえる焼山寺へ向かいます。地図で寺院の位置を確認したとき、第11番札所・藤井寺から第12番札所・焼山寺へどのように行くかを悩みました…素直に11番から12番へ進もうとするととんでもない山道で、歩いて行くと１日がかりなのは間違いなく、自転車では勾配と距離を考えると「自転車が邪魔になり、むしろ歩いたほうがマシ…」と思える程で、車も「あんな山道を何時間も運転したくない」と思ってしまう…そのような中、思いついたのが「レンタサイクルを使うのであれば、初日に①から⑪へ行って、一旦、徳島に戻って、山を回るような形で⑫に行こう…最後の勾配さえ乗り切れば、やれるのではないか？」という考えに行きつきました。
朝の涼しいうちに距離も稼ぎたいので、早朝5:00過ぎには起きて6:00前には出発します。
勾配は緩やかなところは電気の力を借りて、途中、里山の風景に癒されながら、とにかく必死に走ります↓
途中、どうやら旧道に入ってしまい、車がすれ違うことができないような山道に入ってしまいました…この辺りになると、勾配が急過ぎて電気の力を借りても自転車を漕ぐことはできず、自転車を押して前へ進みました↓
そして、徳島を出発して５時間、35キロ離れた第12番札所・焼山寺に到着です↓
山門を通り抜け、木々に囲まれた参道を進むと↓
第12番札所・焼山寺の本堂に到着です(大師堂は右側にあります)↓
ちなみに、省エネで行ったつもりでしたが、徳島から標高750mを越える焼山寺まで35km進むのに、バッテリ残量は30％を切っていました…多少、アップダウンはあったとしても、原則、ここからは下り坂のはずなので「何とかなる!!」と自分に言い聞かせながら、第13番札所・大日寺へ向かいます。
途中、徳島らしい“すだち直売所”を見つけ、東京だと１個100円するときもあるのに、すだちが１袋で100円と安い!!
また、初めて“すだちの木”も観ることができました↓
多少のアップダウンはありましたが、“どーしようもない”レベルではなく、基本はずっと下り坂だったので、焼山寺から25キロ離れていたとは言え、難なく第13番札所・大日寺に到着です↓
左が本堂、右が大師堂となります↓
この大日寺付近では、近くで流れる鮎喰川で川遊びをしている家族連れが多くいました…その鮎喰川を越えた2.5キロほど離れた14番札所・常楽寺に到着です↓
次いで15番札所・国分寺は1km程度の距離なので、すぐに到着でき、この辺りから「町に入ったなぁ…」という感覚になりました…ただ、残念なことに本堂は工事中で、右側の写真は大師堂になります↓
続いての16番札所・観音寺も2km程度の距離で、こちらも難なく到着です↓
左が本堂、右が大師堂となります↓
そして、この日最後となる17番札所・井戸寺も3km程度の距離なので、こちらも楽々到着です↓
左が本堂、右が大師堂となります↓
懸念していたバッテリーも、この日のお参拝を全て終えた時点で10％は切っていましたが、あとは市街地に戻るだけなので、この日は前日よりかは余力を残して、参拝を終えることができました。
市街地に早く帰れ、この日は朝からコンビニのパンやおにぎりだけだったということもあって、徳島ラーメンで１番有名な(??)いのたにでラーメンを食べることとしました↓
中華そば(大盛肉入り)が650円に生卵が50円、それにライス100円を注文しました。
徳島出身の父もそうなのですが、どうも徳島県民は、カレーやラーメン等、なんでも生卵を入れる習慣があるようで、それに倣って私も生卵を入れて食べたのですが、個人的には無い方がより美味しく食べられる気がします……。
自転車のバッテリーが無くなり、１度、紺屋町パーキング戻り、バッテリーを交換してもらって、徳島のシンボルである眉山の端っこにある我が家の墓へ、ようやく墓参りへ↓
墓参りを終えて、徳島駅に寄って室戸・高知へ向かう徳島・室戸・高知きっぷを購入後、２日間で180kmは走っただろう体を癒しに、あらたえの湯というスーパー銭湯で体を休めに行きます↓
入浴料は600円でした。
疲れた体をお湯に浸かって疲れを取ろうと思ったのですが、日焼けで痛くて長くは入れずで…結局、水風呂中心に…。
再度、紺屋町パーキングに戻って、ようやく自転車を返しました…何度もバッテリーを代えて頂いたり、夜遅く戻ってもにこやかに対応頂き、係の人たちには感謝です!!
今回の旅行は荷物を極力減らそうと考え、持っていく衣服を減らすこととしました…ということで、ホテル近くのコインランドリーで洗濯を行い、そのコインランドリーの前にある石川商店という居酒屋で食事を取ることとしました↓
ちなみに料金は洗濯が400円、乾燥が10分100円です。
こちらの石川商店も(??)、鶏肉を専門としたお店で店主が気さくな方で、私が「昨日、阿波尾鶏を食べに行ったんですよ～」なんて話をすると「ウチは鹿児島の鶏を使っているんですよ～」とおっしゃって、何となくばつが悪い感じになってしまいました…そんなやりとりの中、「ウチの骨付き鶏も食べて下さいよ～」とオーダーした骨付き鶏と“ももあぶり”です↓
確か、骨付き鶏が900円くらいで、ももあぶりは600円くらいだったと思います(正確でなくごめんなさい…)。
洗濯も終え、ビールも入って上機嫌でホテルに戻りました→Next Page：徳島/３日目へ
TOKUSHIMA
CAPTURE
TRAVEL DATA
| DAY：1 | 成田空港ー(関空)→和歌山 | お昼過ぎに和歌山に到着し、レンタサイクルで和歌山を観光しました |
| DAY：2 | 和歌山→徳島 | 早朝のフェリーで徳島に到着し、レンタサイクルでお遍路を始めました |
| DAY：3 | 徳島 | 標高700mの焼山寺と徳島市内の５霊場をレンタサイクルでお遍路しました |
| DAY：4 | 徳島 | 徳島県の南側の霊場をレンタカーでお遍路しました |
| DAY：5 | 徳島→室戸 | 徳島・室戸・高知きっぷを使い、お遍路しつつ徳島から室戸へ行きました |
| DAY：6 | 室戸→高知 | 徳島・室戸・高知きっぷを使い、お遍路しつつ室戸から高知へ行きました |
| DAY：7 | 高知 | 高知市付近の霊場をレンタサイクルを借りて、お遍路しました |
| DAY：8 | 高知 | レンタカーを借りて午前中に仁淀川、午後はお遍路しました |
| DAY：9 | 高知→東京(成田空港) | 午前中に高知城へ行き、15:00の便で成田へ帰りました |
| 航空券情報 | 往路はジェットスターで9,328円で購入し、和歌山⇒徳島は南海フェリーで2,200円、徳島⇒高知は徳島・室戸・高知きっぷという企画きっぷで5,040円、復路もジェットスターで10,548円で購入です。 ※ジェットスターの復路のチケットは“復路８円”というセールで購入した為、実質、その半額になります。 |
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| お小遣い帳 | |||
| 項目 | 店名(社名) | 金額 | 商品名&備考 |
| お土産 | 路上販売のすだち | 200円 | 100円×2袋 |
| お風呂 | あらたえの湯 | 850円 | スーパー銭湯 |
| コインランドリー | LAUNDRY QUEEN | 800円 | 洗濯400円、乾燥100円×４ |
| 夕食① | いのたに | 800円 | 肉入りラーメン・生卵・ライス |
| 夕食① | 石川商店 | 2,500円 | 骨付き鶏・ももあぶり・ビール×２杯 |
| 御朱印 | 霊場12番～霊場17番 | 2,100円 | １寺院300円×7寺院=2,100円 |
| 総額 | 7,250円 | ※宿泊費(4,000円/泊)は初日でカウントしています | |
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