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2022年6月、前々から気になっていた大分県の国東半島を、六郷満山の仏教遺跡巡りを中心に旅行しました

2022年6月国東半島旅行ccess

片道だけでしたが、コミコミ1,110円と格安で大分東京(成田)の航空券を購入することができたので、前々から気になっていた大分県国東半島摩崖仏をはじめとする六郷満山の主だった仏教遺跡を回る旅行をしました。

TRAVEL MAP


地図の説明

TRAVEL STORY

冒頭部で触れている通り、復路航空券をコミコミ1,110円で購入していて、往路については「都合の良い安いチケットが出てきたら購入して、出てこなければ、ギリギリまで粘ってANAのトクたびマイル購入しよう、都合よく出なかったら素直にマイルで定額購入しよう」と考えていたところ、都合よく東京(羽田)大分トクたびマイルで出てくれたのですが…
出発前トラブルが…
出発の5日程前に、私が格安で購入していた復路の航空券が(遡ること1週間程前に)欠航になっていることに気付きました…『LCCあるある』になると思いますが、“SALEのお知らせメール”に埋もれて肝心な“欠航のお知らせメール”に気付かずで…渋々、搭乗する飛行機を1日前にズラすことにして、当初2泊3日で考えていた旅行を、1泊2日に変更せざるを得なくなり、結果、久々に飛行機の利用にも関わらず、47時間滞在の弾丸旅行となりました。
それでも直前とは言え、気付いただけでも“御の字”な訳なのですが…
さて、長い前書きもここまでにして、そんなこんなで昼過ぎに大分空港に到着です↓
大分空港 大分旅行
大分空港に到着後、レンタカー店に電話をかけて迎えに来てもらいます。
今回、利用したくにさきレンタカーという地元のレンタカー店で、普段は重機などをメインに扱っているレンタカー店のようで、今回の相棒はコチラの軽自動車になりました↓
大分空港 くにさきレンタカー 格安 大分空港 レンタカー 国東半島旅行 国東半島ドライブ
尚、今回の決め手も、ただただ最安値だったからです。
車を借りて「いざ、六郷満山の仏教遺跡へ!!」と、早速行きたいところですが、あいにくの雨もあって、「(天候も加味して)どのように、回るのがベターなのか、改めて観光案内所で聞いてみよう」と、道の駅くにさきへ立ち寄ることに↓
大分 レンタカー旅行 国東半島旅行 国東半島ドライブ 道の駅くにさき 観光案内所
国東半島六郷満山の仏教遺跡を回る旅行をしよう」と思ってみたものの、いまいちイメージが湧かなかったので、実は、出発前に国東の観光協会に電話で問い合わせをしていて、それは正にココに繋がっていたとのことでしたが、この日は電話で対応してくれた担当の方はいなかったのですが、改めて、直接に話を伺って、ぼんやりと『国東半島六郷満山』が分かった気になり、改めて出発です。
観光案内所でのお話は大まかにー
四国八十八ヶ所のように六郷満山31霊場巡りがある(
)
■“雨だからココに行くと良い”はないが、雨の場合、旧千燈寺跡は避けた方が良い。
■無明橋は天念寺中山仙境の2つの橋があるが、天念寺の方へ行った方が良いのでは?
■無明橋へ行くには鎖場を使わなければならず、装備がしっかりしていないと難しい(危ない)
六郷満山の霊場については、公式HP(国東半島宇佐地域・六郷満山誘客推進協議会)では31霊場と謳っていて、観光案内所の方も“31”とおっしゃっていたものの、ウキペディアでは33霊場として紹介されていました。
これらを踏まえて、公式HPで“特別札所”とされている文殊仙寺両子寺長安寺富貴寺に加えて無明橋のある天念寺、それにオススメに挙がった旧千燈寺跡と知識にあった熊野摩崖仏に訪れることにして、まずは道の駅くにさきから1番近い文殊仙寺へ…およそ30分で到着です↓
国東半島 六郷満山 文殊仙寺 入口 国東半島 六郷満山 文殊仙寺 説明
国東半島 六郷満山 文殊仙寺 駐車場
『3人寄れば文殊の知恵』の由来となる知恵(智慧)を司る文殊菩薩を祀る寺院で、観光案内所では「三大文殊の1つですよ〜」と伺い、「他の2つは何処だろう?」と、ネット検索をしてみたところ、どうも世間的には“三大”の1つに入っていないようでした…さて、階段を上がって行くと↓
国東半島 六郷満山 文殊仙寺 階段 国東半島 六郷満山 文殊仙寺 地蔵
国東半島 六郷満山 文殊仙寺 雨の日 国東半島 六郷満山 文殊仙寺 仁王像
国東半島 六郷満山 文殊仙寺 階段 仁王像
本堂が見えてきて↓
国東半島 六郷満山 文殊仙寺 階段 本堂
本堂に到着です↓
国東半島 六郷満山 文殊仙寺 お堂 国東半島 六郷満山 文殊仙寺 御朱印
国東半島 六郷満山 文殊仙寺 本堂
お参り後、本堂の周りを散策してみると、石像や灯籠があちらこちらにありました↓
国東半島 六郷満山 文殊仙寺 灯籠 国東半島 六郷満山 文殊仙寺 石像
国東半島 六郷満山 文殊仙寺 石 国東半島 六郷満山 文殊仙寺 本堂
国東半島 六郷満山 文殊仙寺 五百羅漢
続いてはへ両子寺(ふたごじ)へ…
文殊仙寺からだと両子寺へは車で30分程で、駐車場は本堂の近くにあり、“国東半島”のポスターなどによく使われるという有名な仁王像と参道は、駐車場から戻る感じで向かいます↓
国東半島 六郷満山 両子寺 仁王像 国東半島 六郷満山 両子寺 金剛力士像
国東半島 六郷満山
確かに“映え”ます。
駐車場へ戻るようにそのまま参道を歩いて↓
国東半島 六郷満山 両子寺 山門 国東半島 六郷満山 両子寺 参道 池
国東半島 六郷満山 両子寺 参道 国東半島 六郷満山 両子寺 灯籠国東半島 六郷満山 両子寺 参道
本堂に到着です↓
国東半島 六郷満山 両子寺 本堂
ここ両子寺では、拝観料(300円)が必要でした↓
国東半島 六郷満山 両子寺 拝観料
まずは、本堂をお参りした後に↓
国東半島 六郷満山 両子寺 本堂 国東半島 六郷満山 両子寺 寺務所
国東半島 六郷満山 両子寺 本堂
(山の)奥へ向かって歩いて行くと↓
国東半島 六郷満山 両子寺 石仏 国東半島 六郷満山 両子寺 石段
国東半島 六郷満山 両子寺 奥ノ院 参道
登山道と奥の院への分岐にぶつかり↓
国東半島 六郷満山 両子寺 奥ノ院 案内
もちろん、奥の院の方へ方向転換をします。
すると、神仏習合のその名の通り、立派な神社があり↓
国東半島 六郷満山 両子寺 奥ノ院 狛犬 国東半島 六郷満山 両子寺 奥ノ院 神社 狛犬
国東半島 六郷満山 両子寺 奥ノ院 神社
更に奥に進むと↓
国東半島 六郷満山 両子寺 奥ノ院 道
雰囲気のある奥の院がそびえ立っていました↓
国東半島 六郷満山 両子寺 奥ノ院 左 国東半島 六郷満山 両子寺 奥ノ院 右
国東半島 六郷満山 両子寺 奥ノ院
お堂の裏側には、十数体の石仏や観音像が祀られていて、改めて、九州には崖に沿った寺社が多いことを感じることができました↓
国東半島 六郷満山 両子寺 奥ノ院 地蔵
観光案内所では「雨の場合は旧千燈寺跡は避けた方が良いですよ」というアドバイスをもらっていましたが、「この両子寺でも、十分にシンドイよ…」と、この日の“お寺巡り”はここまでにして、雨で冷えた身体をあたために、同じく観光案内所で教えてもらったあかねの郷へ↓
国東半島 六郷満山 国見温泉 あかねの郷
少し立派な公衆浴場と思っていたのですが、宿泊施設もある想像以上の大きな施設で↓
国東半島 六郷満山 国見温泉 あかねの郷 宿泊
食事もできるスペースも広くありました↓
国東半島 六郷満山 国見温泉 あかねの郷 料理 食事
肝心なお風呂は内風呂と露天風呂がそれぞれ1つずつあり↓
国東半島 六郷満山 国見温泉 あかねの郷 温泉 内湯 国東半島 六郷満山 国見温泉 あかねの郷 温泉 露天風呂
国東半島 六郷満山 国見温泉 あかねの郷 温泉
お湯加減もちょうど良く、とても良い温泉でした。
そして、あかねの郷から、これまた30分で本日の宿・太平屋旅館に到着です↓
大分 豊後高田 古民家 民宿 太平屋旅館 大分 豊後高田 古民家 民宿 太平屋旅館
こちらは古民家をフルリフォームした旅館で、オーナーは建築事務所を経営されている方のようで、コチラのリフォームも自身で行ってであろうことは想像ができました。
玄関はこんな感じで↓
大分 豊後高田 古民家 民宿 太平屋旅館 玄関 大分 豊後高田 古民家 民宿 太平屋旅館 置物
大分 豊後高田 古民家 民宿 太平屋旅館
共用のキッチンもあり↓
大分 豊後高田 古民家 民宿 太平屋旅館 リビング
バス・トイレ・洗面所は共用で↓
大分 豊後高田 古民家 民宿 太平屋旅館 風呂 バス 大分 豊後高田 古民家 民宿 太平屋旅館 トイレ
大分 豊後高田 古民家 民宿 太平屋旅館 洗面所
常駐するスタッフはおらず、“旅館”というより、“ゲストハウス”に近い印象を受けました。
また、お部屋はこんな感じでしたが↓
大分 豊後高田 古民家 民宿 太平屋旅館 部屋
この日の宿泊客は私1人だったので、貸し切り状態でした。
3月に平戸を旅行したときも、は古民家をリフォームした宿にも泊まり、そのときも感じたことがあり、それは『リフォームをしっかりし過ぎていて、古民家に泊まっている感じがしない』ということでした。もちろん、キレイであることに不満はないのですが、若干の不便さというか、そのようなモノも欲しいという贅沢な要望なのかもしれないですw
さて、大分県に着いてから何も食べていなかったので、早速、ごはんを食べに出かけます…宿から少し歩いて、桂川を渡ったところに↓
豊後高田 桂川
豊後高田市が強く売り出している“昭和の町”があり↓大分県 豊後高田 中央通り商店街 昭和の町
ぶらつきながら食事のできるところを探すことにしましたが↓
大分県 昭和の町 豊後高田 昭和の町
大分県 昭和の町 豊後高田 昭和の町
大分県 昭和の町豊後高田 昭和の町 大分県 昭和の町 豊後高田 昭和の町
大分県 豊後高田 昭和の町 大寅屋
この日は日曜日と言うこともあり、ほとんどの店が閉まっていて、宿主に教えてもらった“昭和の町”から少し離れた定食屋も閉まっていて…そのような中、数少ない開いていた“城下町”というお好み焼き店に入ることとしました↓
豊後高田 昭和の町 城下町
昭和の匂いがプンプンする店内にて↓
豊後高田 昭和の町 定食屋 豊後高田 昭和の町 居酒屋
豊後高田 昭和の町 お好み焼き
地鶏焼き(右上/450円)・おでん(左上/たまご・厚揚げ/100円×2:牛すし150円)にお好み焼き“ごっくす”(下:5種類あるミックス//500円)にビール(500円×2)をオーダーしました↓
豊後高田 昭和の町 地鶏焼き 城下町 豊後高田 昭和の町 おでん 城下町
豊後高田 昭和の町 お好み焼き 城下町
計2,300円。
値段も昭和な感じで、僕にやさしかったでしたwww

夜が明けて…
「翌朝から晴れる」と聞いていたのに、むしろ、前日より雨は強くなっている印象で…
前日に訪れた両子寺も「そこそこの山道で雨でシンドかったよ…(観光案内所で雨なら避けた方が良いと言っていた)旧千燈寺跡も同じ感じだろう」と、観光案内所のアドバイスに背いて、宿から1番近い旧千燈寺跡へ、1番初めに行くこととしました。
が…自分の想像を超えた車がすれ違うことのできない山道を進み↓
国東半島 六郷満山 旧千燈寺跡 車 レンタカー 山道
駐車場も、このような山を切り拓いた芝生の駐車場で↓
国東半島 六郷満山 旧千燈寺跡 駐車場 レンタカー
「こりゃあ、失敗したな」と。
確かに、両子寺も山の中にあって『雨でシンドかった』のですが、それでも両子寺は道もコンクリートで整備されていたのに対し、この旧千燈寺跡は本気の山道で、傘を差して行くようなところではなかったでした…さて、駐車場のすぐ近くに、このような看板があり↓
国東半島 六郷満山 旧千燈寺跡 アントニー・ゴームリー 看板
左側の青い看板の左下に小さく『←旧千燈寺跡はこちら』と書かれていたのですが、このことに全く気付かず、その奥にある『←五輪塔群』という矢印から登ってしまいました↓
国東半島 六郷満山 旧千燈寺跡 五輪塔群 看板
歩き始めはこのような木で作られた階段があり、歩きやすかったのですが↓
国東半島 六郷満山 旧千燈寺跡 登山口
だんだん進んで行くと「ん!?何処が道なんだ?」と思うようなところに出てしまいました↓
国東半島 六郷満山 旧千燈寺跡 山道
困ったことに道順を示す木に括りつけたリボンがこの道には無かったのですが、前日に観光案内所で「旧千燈寺跡は駐車場から5分くらい歩いたところにあるんです」という会話をしていたで、『駐車場から遠くはないはず』と思えたことと、私と同じような観光客の男性が1人歩いていたので、一緒の歩いて目指すことができたのは幸運でした…そんな感じで、改めて道と分かるところを見つけ↓
国東半島 六郷満山 旧千燈寺跡 山道 怖い
確かに、歩いて5分〜10分くらいのところに、旧千燈寺跡に出会えました↓
国東半島 六郷満山 旧千燈寺跡
林の中に忘れられた遺跡と、あれだけ嫌っていた雨というシチュエーションとの相は抜群でした↓
国東半島 六郷満山 旧千燈寺跡 灯篭 石塔 国東半島 六郷満山 旧千燈寺跡 灯篭 石塔国東半島 六郷満山 旧千燈寺跡 灯篭 石塔 国東半島 六郷満山 旧千燈寺跡 灯篭 石塔国東半島 六郷満山 旧千燈寺跡 五輪塔群 国東半島 六郷満山 旧千燈寺跡 五輪塔群国東半島 六郷満山 旧千燈寺跡 五輪塔群 国東半島 六郷満山 旧千燈寺跡 五輪塔群 不気味国東半島 六郷満山 旧千燈寺跡 五輪塔群 不気味 国東半島 六郷満山 旧千燈寺跡 五輪塔群 不気味国東半島 六郷満山 旧千燈寺跡 五輪塔群 不気味 国東半島 六郷満山 旧千燈寺跡 五輪塔群 不気味国東半島 六郷満山 旧千燈寺跡 五輪塔群 石塔 灯篭
後に調べて分かったことがありまして…それは、実は“五輪塔”も、コチラの遺跡を指すようで、青い看板の指示からでも、私の通った道でも、結局は同じところに出れるようでしたが、私が歩いた道は分かりづらかったので、(少し遠回りになるようでしたが)青い看板の指示通り歩いた方が良さそうでした。
六郷満山の神様か仏様のイタズラか、旧千燈寺跡に戻った頃には雨が弱まり、続いての目的地である
天念寺(の隣にある鬼会の里)に着いた頃には雨が上がってきました↓
国東半島 六郷満山 鬼会の里 博物館 国東半島 六郷満山 鬼会の里 そば 博物館
この天念寺に訪れた目的は“無明橋”と呼ばれる岩峰に掛かる(手すりの無い)古くからかかる石橋を観るためでしたが、この鬼会の里の駐車場から見ることができました↓
国東半島 六郷満山 鬼会の里 駐車場 天念寺 無明橋
拡大するとこんな感じで↓
国東半島 六郷満山 天念寺 無明橋
詳しくは、“日本遺産 鬼が仏になった里くにさき”のHPにある“鬼会の里”の写真をご覧頂くと、そのヤバさが分かると思います(写真@写真A写真B)
https://www.onie.jp/topics/detail/2ed12a39-d897-4a8a-b2ee-516670e67ad7
その危うさからか、鬼会の里の裏側にあった登山道にはこのような看板が立てかけられていて↓
国東半島 六郷満山 天念寺 鬼会の里 登山口
それでも入ってみたところ、ちょっと歩きづらかったこともあって↓
国東半島 六郷満山 鬼絵の里 天念寺 登山口 危険
一旦、引き返すことにして、先に隣にあった天念寺へお参りをしに↓
国東半島 六郷満山 天念寺
この天念寺は無人のお寺でした。
その天念寺の近隣には、このような歴史を感じさせる不思議な神仏習合の建物や石仏があり↓国東半島 六郷満山 天念寺 神社 国東半島 六郷満山 天念寺 摩崖仏 壁画
国東半島 六郷満山 天念寺 神仏習合
左が修正鬼会という儀式を行う天念寺講堂、右が身濯(みそそぎ)神社とのことでした。
そのような中、こちらの摩崖仏(川中不動)には不思議な魅力を感じました↓
国東半島 六郷満山 天念寺 神仏習合 摩崖仏 川中不動
さて、チョロチョロと動いているうちに、お腹が空いてきて、開店前でしたが鬼会の里のそば店でオーダーをOKしてくれたので↓
国東半島 六郷満山 鬼会の里 そば 国東半島 六郷満山 鬼会の里 そば メニュー
国東半島 六郷満山 鬼会の里 そば 博物館
鬼の目そば(850円)と↓
国東半島 六郷満山 鬼会の里 蛇の目そば
おにぎり(150円)を注文しました↓
国東半島 六郷満山 鬼会の里 おにぎり
尚、この鬼会の里はそば店の隣に、このエリア&天念寺の伝統行事である修正鬼会を主に扱う郷土資料館も併設されていました。
鬼会の里でそばを作ってくれたおばあちゃんに“無明橋”へ行く登山道について尋ねると、当初、私が登ろうとした鬼会の里の裏側からの登山道は険しいようで、そこから少し先に進んだ民家の横(おばあちゃんは『倉庫の横』と表現していました)からの登山道の方が「楽らしいよ」と教えてくれたので、そちらから改めてチャレンジしてみることとしました。
民家の横というより、民家の敷地内から登山道に入っていく感じで↓
国東半島 六郷満山 鬼会の里 天念寺邪馬越 登山口
先程と同じ注意書きの看板がありましたが↓
国東半島 六郷満山 天念寺邪馬越 無明橋 登山口 危険
登山道が整っているようだったので、進んでみることとしました↓
国東半島 六郷満山 天念寺邪馬 登山道
が…すぐに、このような荒れた道にでてしまい…↓
国東半島 六郷満山 天念寺邪馬 登山道 険しい 国東半島 六郷満山 天念寺邪馬 登山道 険しい
国東半島 六郷満山 天念寺邪馬 登山道 険しい 国東半島 六郷満山 天念寺邪馬 登山道 険しい
国東半島 六郷満山 天念寺邪馬 登山道 険しい
それでも、要所要所で道案内やリボンがあったので、安心して進むことができ↓
国東半島 六郷満山 天念寺邪馬 登山道 岩屋散策ルート 国東半島 六郷満山 天念寺邪馬 登山道 岩屋散策ルート
国東半島 六郷満山 天念寺邪馬 登山道 岩屋散策ルート リボン
進んで行くと、噂の鎖場に出くわしました↓
国東半島 六郷満山 天念寺邪馬 登山道 岩屋散策ルート 鎖場
1年半前のお遍路旅行のオマケで石鎚山の鎖場を経験していたので、それを基準に考えていたところ、この程度の鎖場なら、難なくクリアができました。
更に進むと下が崖になっている、いわゆる“蟻の戸渡り”な鎖場があり↓
国東半島 六郷満山 天念寺邪馬 登山道 岩屋散策ルート 蟻の戸渡り 国東半島 六郷満山 天念寺邪馬 登山道 岩屋散策ルート 蟻の門渡り 鎖場
国東半島 六郷満山 天念寺邪馬 登山道 蟻の門渡り 鎖場
そこを抜けると、眺望の良い拓いたところに出ることができました↓
国東半島 六郷満山 天念寺邪馬 景色
更に進むと↓
国東半島 六郷満山 天念寺邪馬 石仏
お地蔵さん(??)なのか石仏があり↓
国東半島 六郷満山 天念寺邪馬 石仏 国東半島 六郷満山 天念寺邪馬 石仏
国東半島 六郷満山 天念寺邪馬 石仏
改めて、聖なる巡礼地であることを確認することができました。
そこから少し進んだところに↓
国東半島 六郷満山 天念寺邪馬 鎖場 無明橋
ラスボスが現れました↓
国東半島 六郷満山 天念寺邪馬 鎖場 無明橋
この鎖場は、なかなかキツい…↓
国東半島 六郷満山 天念寺邪馬 鎖場 無明橋 厳しい
左の鎖場を進むのは難しいと思い、右側の赤丸の方からアタックすることを試みました↓
国東半島 六郷満山 天念寺邪馬 鎖場 攻略法
が…実は、今回の旅行ではガッツリと登山をすることは考えていなかったので、このときの服装はパンツはジーンズであり、かつ手袋も無く、鎖場も(昨夜からの雨で)滑る状況で、ここを強引に進むと大事故を起こしてしまう可能性が高くありそうと判断し、ここで諦めることとしました。
結局、無明橋は見ることはできず、失意のまま、周りを見渡すと、この鎖場の周りにも石塔や石仏が祀られていることに気付きました↓
国東半島 六郷満山 天念寺邪馬 石仏 国東半島 六郷満山 天念寺邪馬 石仏
国東半島 六郷満山 天念寺邪馬 石灯 灯篭
鬼会の里の駐車場に戻り、続いては長安寺へ…鬼会の里から山を登る感じで10分程で到着でした↓
国東半島 六郷満山 長安寺 国東半島 六郷満山 長安寺
国東半島 六郷満山 長安寺 鐘楼 国東半島 六郷満山 長安寺
国東半島 六郷満山 長安寺 国東半島 六郷満山巡礼 長安寺
国東半島 六郷満山 長安寺 本堂
本堂でお参りしたあと、コチラの石段を登ってみると↓
国東半島 六郷満山 長安寺 国東半島 六郷満山 長安寺 石段
国東半島 六郷満山 長安寺 階段
奥の院のようなスペースがありました↓
国東半島 六郷満山 長安寺 奥の院 国東半島 六郷満山 長安寺 石塔
国東半島 六郷満山 長安寺
実は、この旅行でも御朱印を頂いて回っていたのですが、先程の無人の寺院だった天念寺御朱印は、コチラの長安寺で頂くことができました。
続いては富貴寺へ…長安寺から富貴寺へは、およそ20分での到着でした↓
国東半島 六郷満山 巡礼 富貴寺
山門に鎮座するかわいらしい仁王像は江戸期のものとのことでした↓
国東半島 六郷満山 巡礼 富貴寺 山門 仁王像 左 国東半島 六郷満山 巡礼 富貴寺 山門 仁王像 右
国東半島 六郷満山 巡礼 富貴寺 山門 仁王像
コチラも拝観料(300円)が必要でした。
本堂は修復中とのことでしたが、国宝の大堂は健在で、この説明を読んでいるときに、受付の方から「どうぞ、大堂からご覧下さい」とおっしゃって頂いたので↓
国東半島 六郷満山 巡礼 富貴寺 本堂 修復中
早速、国宝の大堂へ↓
国東半島 六郷満山 巡礼 富貴寺大堂 国宝
もちろん、靴を脱いでの拝観で↓
国東半島 六郷満山 巡礼 富貴寺 大堂 参拝入口
お堂の中は撮影不可だったので、回りだけでも撮っておきました↓
国東半島 六郷満山 巡礼 富貴寺 大堂 国宝 国東半島 六郷満山 巡礼 富貴寺 大堂 国宝
国東半島 六郷満山 巡礼 富貴寺 大堂 国宝
さて、この大堂が国宝である理由は、近畿以外で平安期の建築物が残っていることが稀有であり、その点から指定されているのが最大の理由のようで、大堂の中では、当時に描かれていた絵がうっすらと見ることもできました。
大堂を出て、その裏側も散策しながらお参りをして↓
国東半島 六郷満山 巡礼 富貴寺 裏 奥の院 国東半島 六郷満山 巡礼 富貴寺 裏 奥の院
国東半島 六郷満山 巡礼 富貴寺 裏 奥の院 国東半島 六郷満山 巡礼 富貴寺 裏 奥の院
本堂が大規模修復中だったので↓
国東半島 六郷満山 巡礼 富貴寺 本堂 修復中
最後に仮の本堂でお参りをして、富貴寺を出ました↓
国東半島 六郷満山 巡礼 富貴寺 仮本堂
その後、六郷満山巡礼の出発地点でもある宇佐神宮へ行こうかと思っていましたが、この日に泊まる別府から遠くなってしまうことや、以前にも訪れたこともあったので、今回はパスすることにして、最後に熊野摩崖仏を訪れて、“国東半島六郷満山の仏教遺跡巡り”を終えることとしました。
富貴寺から熊野摩崖仏までは10分強で行ける近さでした↓
国東半島 六郷満山巡礼 熊野摩崖仏 駐車場
が、遡ること2分前…到着する前に、このような看板が目に飛び込んだので↓
国東半島 六郷満山巡礼 熊野摩崖仏 トイレありません 国東半島 六郷満山巡礼 熊野摩崖仏 トイレありません
一旦、大型バス専用の駐車場に戻り、トイレを済ませて↓
国東半島 六郷満山巡礼 熊野摩崖仏 大型専用駐車場 トイレ
改めて、拝観料(300円)を払って受付を済ませます↓
国東半島 六郷満山巡礼 熊野摩崖仏 拝観料 案内所
案内所にあった杖を借りて、スタートです↓
国東半島 六郷満山巡礼 熊野摩崖仏 入口
杖が置いてあったので覚悟して進みましたが、「遊歩道のような道で、思った以上に楽だなぁ…」と↓
国東半島 六郷満山巡礼 熊野摩崖仏 石段 階段 国東半島 六郷満山巡礼 熊野摩崖仏 遊歩道
国東半島 六郷満山巡礼 熊野摩崖仏 石段 階段
「杖なんて必要なかったわ」と、思い始めた頃↓
国東半島 六郷満山巡礼 熊野摩崖仏 階段 鳥居
コチラの鳥居をくぐると↓
国東半島 六郷満山巡礼 熊野摩崖仏 鳥居
急に階段が古くからあるような雑な感じになり、勾配もキツくなってきました↓
国東半島 六郷満山巡礼 熊野摩崖仏 石段
この階段を少し登った左側に、噂の摩崖仏に出会うことができました↓
国東半島 六郷満山巡礼 熊野摩崖仏 不動明王 国東半島 六郷満山巡礼 熊野摩崖仏 大仏
国東半島 六郷満山巡礼 熊野摩崖仏 不動明王 大仏
ちょっと可愛らしくも見える摩崖仏は風化は進んでいましたが、それが時代を感じさせてくれます。
摩崖仏から少し登ったところに↓
国東半島 六郷満山巡礼 熊野摩崖仏 石段 頂上
本堂(本殿??)に到着となりました↓
国東半島 六郷満山巡礼 熊野摩崖仏 本殿 国東半島 六郷満山巡礼 熊野摩崖仏 本殿 地蔵国東半島 六郷満山巡礼 熊野摩崖仏 本殿 石仏 国東半島 六郷満山巡礼 熊野摩崖仏 本殿 岩国東半島 六郷満山巡礼 熊野摩崖仏 本殿
最後に、御朱印を頂いたのですが、御朱印はこちらの土産店で頂くという珍しい形式でした↓
国東半島 六郷満山巡礼 熊野摩崖仏 土産店 御朱印
熊野摩崖仏を最後に今回の“六郷満山の仏教遺跡巡り”を終えることとしました。
この日の宿泊先を何処にするかは、それなりに悩みました…翌日の午前便での帰宅なので、できるだけ大分空港の近くで泊まりたいので、宇佐付近だと少し遠く感じて、結局、別府に泊まることとしました(ただ、ちゃんと調べてみたところ、『宇佐大分空港』と『別府大分空港』は、ほとんど同じくらいの所要時間でしたw)。
ということで、熊野摩崖仏から1時間弱で別府の宿・うらしまに到着です↓
大分県旅行 別府旅行 宿うらしま 格安宿
うらしまには駐車場が無かったので、目の前にあるコインパーキング(550円/日)での駐車でした↓
大分県旅行 別府旅行 宿うらしま 駐車場 コインパーキング
今回の宿のうらしまだけでなく、別府の小規模の宿泊施設には、ほとんど駐車場が無いようでした。
お部屋は、いたってシンプルな和室でwifiは無いようでした↓
大分県旅行 別府旅行 宿うらしま 大分県旅行 別府旅行 宿うらしま 格安宿 部屋
大分県旅行 別府旅行 宿うらしま 部屋
お風呂は共用で代わりばんこで入るスタイルで、1人(or2人)が入れるくらいの小ささで↓
大分県旅行 別府旅行 宿うらしま 温泉 浴場 ピンク
ピンクの壁にはドキっといましたw
尚、泉質と効能はこんな感じのようです↓
大分県旅行 別府旅行 宿うらしま 温泉 効能
身体もキレイになったところで、宿の主人に勧められた“より道”という宿近くの居酒屋で、少し早めに食事を取ることとしました↓
大分県旅行 別府旅行 居酒屋 より道 別府
オススメという温泉豆腐を食べてみたのですが、コレがめちゃくちゃ美味しかったでした↓
大分県旅行 別府旅行 居酒屋 より道 別府 温泉豆腐
何がどう違うのか分からなかったですが、とにかく美味しかったでした。
その他に、ブリかまをオーダーし、日本酒と共に楽しみました↓
大分県旅行 別府旅行 居酒屋 より道 別府 ぶりかま
この“より道”は人気店で、あっという間に満席になって、新たに来られるお客さんを断るような状況で、この居酒屋でずっと過ごすか、新たなお店に旅立つか悩みに悩みました。
残念だったのが、“より道”に関アジ関サバを置いていなかったようで、「せっかく別府に来たし…」と、“より道”を退店して、“関アジ関サバ”を求めて、町を歩くことにしました↓
大分県旅行 別府旅行 アーケード街 商店街 居酒屋 大分県旅行 別府旅行 関あじ 居酒屋
大分県旅行 別府旅行 関さば 商店街 居酒屋 大分県旅行 別府旅行 商店街 天狗
大分県旅行 別府旅行 アーケード街 商店街 天狗
前回の大分旅行でも経験していたので分かっていたのですが、なかなか“関アジ関サバ”を置いている店が見つからない…そのような中、関アジを出している“まるとく”というお店を見つけ入店です↓
大分県旅行 別府旅行 関あじ まるとく 居酒屋
と言うことで、関アジを日本酒と共に頂きました↓
別府 豊後水道 関あじ 大分県旅行 別府旅行 関あじ まるとく
大分県旅行 別府旅行 関あじ
今回の宿のうらしまの門限が22時ということだったので、少し早めに切り上げてZZzz..
翌朝を迎えて…
別府から1時間強で大分空港周辺に到着し、無事に無傷で車を返却し、今回の旅行を終えました↓
大分空港 大分旅行
<完>

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お遍路旅行 四国八十八ヶ所 2021年千葉県(内房)旅行

TRAVEL DATA

DAY:1 羽田空港大分空港豊後高田 仏教遺跡を回ったあと、温泉入浴後、豊後高田にて宿泊。
DAY:2 豊後高田別府 引き続き、仏教遺跡を回ったあと、別府にて宿泊。
DAY:3 別府大分空港成田空港 別府からダイレクトに大分空港へ戻り、帰郷しました。
交通費情報 往路はANAのトクたびマイルを利用して、4,500マイルと空港使用料の370円。
復路はジェットスターの2月のセールで購入して、コミコミ1,110円でした。
 お小遣い帳
 項目  店名・会社名等  金額  詳細
宿泊費 太平屋旅館 2,850円 3,850円のところ、じゃらんの1,000円offクーポンを利用して。
宿 うらしま  2,800円 3,800円のところ、じゃらんの1,000円offクーポンを利用して。
航空券 全日空(ANA) 370円 ANAのトクたびマイルを利用して4,500マイルと空港使用料の370円
ジェットスター 1,110円 2月のセールで購入して、コミコミで1,110円でした。
 レンタカー代 くにさきレンタカー 3,700円 6,600円のところ、じゃらんの900円offクーポン+2000ポイント利用
 ガソリン代  大分空港前SS  1,612円 およそ200km走って、176円×9.16g=1,612円
駐車場代 タイムズ24マルショク流川 550円 別府の宿(うらしま)に駐車場が無くて利用…1日利用で550円
食事 城下町 2,300円 地鶏焼き・ゴックス・おでん×3・ビール×2  
 鬼会の里  1,000円  鬼の目そば(850円)・おにぎり(150円)
 より道 2,300円  ビール×1、温泉とうふ、かま塩、熱燗×2
 まるとく 2,930円  熱燗×2、関アジの刺身、席料(??)
 入浴料 あかねの郷 450円  
 拝観料   両子寺 300円  
 富貴寺  500円  
熊野摩崖仏   300円  
御朱印代 6つの寺社   1,800円 1つ300円×6つの寺社=1,800円
雑費 ************ 600円 途中で購入したジュースやお茶など…およそ600円。
 総額 25,472円

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